きっしいのオムライス日記(2000年6月) 3個


へんな洋食屋(横浜・蒔田)

2000年6月22日(木)19時 曇り 今年19個目
 以前TVの「ぶらり途中下車の旅」で見てから興味を持っていた。

<きっしい評価>★★☆(料理の味は平凡)
<せつ評価>★☆(『偏』な洋食屋。この店では、すべて(料理も客も)オーナーよりめだってはいけない、という不文律があるような、同人誌的お店。物足りない度94%、後の6%はオーナーのひとり熱心さ。話のネタには、まあ、お薦め。頼むから、薄いコーヒーをありがたそうにデミタスカップで出さないでおくれ)
駅からほんのすぐ。「へんな洋食屋」と言う店名の割には、雰囲気も料理の味も平凡。大声でよく喋るご主人が一番個性的(笑)。お金を払うときに、ご主人に店名の由来を尋ねると、「話すと長くなるので、今度いらした時に、じっくりお話します」と言われた。(ちょっと、長くて恐そう)
プラスセット350円で、サラダ+スープ+ソフトドリンクがついてくる。オムライスは、ケチャップライスがタマゴ焼きに挟まれ、上にトマトソースがかかる。具は、マッシュルーム、ハム、玉ねぎ。味は薄味というべきか、平凡というべきか。コンソメスープも食後のコーヒーも味が薄い。


味楽亭(港南台)

2000年6月11日(日)19時 曇り 今年18個目
 アメリカから出張で横浜に来ている同僚を連れて味楽亭に行った。目的は、「日本のオムライスを広くアメリカでも知ってもらうため」(笑)。彼らは、何度か日本には仕事で来ているので、色々な日本食の経験はあるが、オムライスは初めて。でも、みんなトロトロタマゴとケチャップライスに満足したようでした。

<きっしい評価>★★★★(この値段800円でこの味は、横浜で一番お薦め)
<のり>おいしい。アメリカでは食べられない懐かしい日本の味。<彼女は両親が日本人
<Paul>Good!! Original.Unique.
<Mark>Good!! Not like a Japanese food.
外国からの友人を連れてラーメンを食べに行く機会はたまにあるけど、オムライスは初めて。
山崩れタイプ(山形に盛られたケチャップライスの上から、半熟タマゴがトロトロと広がる)。量は少なめなので、他のメニューも楽しめる。ケチャップライスの具に、細かいトマトが入っていた。サイドオーダーで、マグロのカルパッチョ、アサリのワイン蒸し、鴨のオレンジソースかけを食べたが、全部美味しかった。白ワインとピッタリですよ。


マルヨシ(大阪・天王寺)

2000年6月3日(土)18時半 曇り 今年17個目
 フェルメールの絵を観に大阪に行きました。市立美術館を出た後、近くのマルヨシで夕食。

<きっしい評価>★★★(途中からダンダンくどい味になってくる)
<郁子評価>★★★(中のミンチ肉が美味しかった)
年季の入った商店街から、脇に入ると「フランス料理」の看板が見える。店内1Fは白木のカウンター席。客のおじさん達が、ビールを飲みながら、洋食をつついている。古き良き洋食屋さんという感じが良いです。しかし、周りの雰囲気は女性の方にはお薦め出来ません。
ロール状に薄焼きタマゴにくるまれている。上にはこげ茶色の大人の味がするデミグラスソースとパセリにみじん切り。中のケチャップライスは、アツアツご飯から作るのでふっくら。具は牛肉ミンチと玉ねぎ。牛肉ミンチは珍しい。ケチャップライスの味付けが濃いので、途中からダンダンつらくなる。でも、昔の味そのままなのでしょう。
 いっしょに注文したロールキャベツ1500円はでっかくて、パンによく合いました。


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