きっしいのオムライス日記(98年8月)



ムーランルージュ向かいのカフェ(パリ)

1998年8月14日(金)11時45分 晴れ
 パリ観光最後の日、ノートルダム寺院の内部を見学した後、モンマルトルの丘を散策、歩いてムーランルージュまで来た。ムーランルージュは、ショウを見ながらご飯を食べるお店。屋根の上の”赤い風車”が有名である。交差点の向かいのカフェで、ちょっと早いお昼を食べた。この時期のパリは、世界中からの観光客だらけである(←住民はバカンスに行ってパリにはいない)。なるほど、パリは観光に来るなら、良い所だ。観るべき所は一杯あるし、街は綺麗だし、食べ物は美味いし9時まで明るいし、地下鉄も安全である。

<きっしい評価>★★★★(タマゴの素材が日本とは違って美味い)

パリのカフェのオムレツ私は、ハム入りオムレツ35フラン(約870円)と、カプチーノ25フラン(約620円)を注文。妻は、リンゴのタルトとカプチーノを注文した。オムレツは全長20cm、外は焦げ目が付くほど焼けているが、中は半熟。具は細切りハムで、味付けは塩味。フランスのタマゴは日本より味が濃くて美味い。一口サイズに切られたフランスパンと良く合う。
 ケチャップは欠けないようである。マックのポテトにはケチャップが付いていたのに。
パリのカフェ西欧のレストランは、ウエイターさんに案内されて席に付くのが普通だが、パリのカフェは、空いている席に勝手に座ってOKです。強い日差しの中、外人さん達は外の席に座っているが、私たちは暑いので日陰の席に座る。
吹き抜ける微風は気持ちよいが、車の排気ガスが臭いのは、ご愛敬。
 料理といっしょにレシートがテーブルに置かれるので、代金のお金をいっしょに置いておくと、ウエィターさんがやってきて、「メルシー」と言いながら、ピリっとレシートに破れ目を入れる。これが払ったしるし。チップは10%弱テーブルに残して立ち去る。飲み物だけの場合は、お釣の小銭だけでOK。
 パリのカフェは気持ち良いです。



公園通りの洋食屋ROMAN(駒沢大学)

1998年8月2日(日)14時 晴れ 今年24個目
 自由が丘駅前から、こじんまりとした東急コーチ230円に乗る。バスは高級そうな住宅街が右に左に曲がりながら、終点の”駒沢折り返し”に着く。オープンテラスのカフェのある”公園通り”を2分歩いて、赤いひよけのROMANに着く。外観よりはちょっとクタビレタ内装だが、落ち着く。客層は、若いカップル2組、中年カップル2組。メニューを見ていたら美味しそうなので、おもわずいっぱい頼んでしまった。

<きっしい評価>★★★★(オムライスは全5種類試してみたい) <郁子評価>★★★(ハムの方が正統派でおいしい)

5種類のオムライス私は、ケチャップ味のハムオムライス900円、妻は正油味の和牛肉オムライス980円を選ぶ、あとホタテサラダポテトコロッケ(厚さが5cmもある)も注文。まず、ハムオムライスは、ケチャップ、薄焼きタマゴは斜めに縞模様が入っていてきれい、ケチャップライスはベチョッリしたリゾット風味、具はハムのみ。ケチャップライスが薄味なのに、具のハムが塩っぱい、このバランスが良いです。
 和牛肉オムライスは、上から白いカラシマヨネーズソース、薄焼きタマゴ、正油味ライス、具が5mm角牛肉、シメジ、エノキたっぷり。キノコ類の具はおいしいが、ライスは塩味がきつすぎて、正油味が感じられなく残念。
最後にコーヒーとミルクティを飲んで、お支払いは4200円。
 ハムライスは美味しいけど、和牛肉オムライスは普通です。あと、サラダドレッシングはもっと少なくてよい。
赤いひさしが目印緑の木々がおおう駒沢公園西口から1分。赤いひよけが目印の外観はイマ風だが、中はちょっと年期が入っている。禿かかった床がネチャネチャしていた。でも、落ち着きます。店員も元気が良いです。



(c)1998 Kissy