きっしいのお出かけ日記2006年5月



2006年5月27日(土)〜28日(日) 山の上の温泉は、嵐で露天風呂が壊れた

 今月3度目の温泉お泊りは、来来月7月分の先取り。
朝8時20分東京発のやまびこで、「くりこま高原」へ、初めての下車駅。妻同行。バス15分でくりでん沢辺駅。
来年3月で廃線になる『くりでん』(くりはら田園鉄道)に乗りにきた、プチ鉄ちゃん。
列車交換駅のくりでん沢辺駅はレトロな駅舎、駅長さんが運ぶタブレット、人力のポイント切り替えで見所いっぱい。カメラ鉄ちゃんが数人。
終点の細倉マインパーク前まで行って、折り返して石越まで。窓を開けると風の香りと水田の眺め。いいなあ。
   

一関からバスで『巌美渓』。青い水と白い滝がカキワリの様。名物、かっこうだんご400円もウマイ。
  

1日2本(土日のみ)バスに乗って1時間、標高1125mの『須川(すかわ)高原温泉』へ。今頃、山桜が咲いてます。
ここは栗駒山への登山口。
  

先に3分歩いて県境を越えて秋田県の『栗駒山荘』へ。人気の宿です。
木の露天風呂の外は真っ白。この後、ガスが流れると山々が見える。
岩手県に戻って、宿の露天風呂へ。大日岩を見上げる有名な露天風呂。青磁色はお湯の色ではなく浴槽のペンキ色。
  

ここの素晴らしいのは源泉が見れること。露天風呂脇から3分登ったところ、溶岩の下からゴボゴボと毎分4000リットルが自噴しています。
ph2.2の強酸性のみょうばん緑ばん泉。
源泉から複数のパイプで各浴槽に送られます、まさに本物。残りの大半のお湯は湯川となります、湯川には足湯で入れる。
 

夜からすごい嵐に。建物もガタガタと飛びそう。
翌朝も嵐、露天風呂はクローズに。お湯を注いでいる樋が飛んじゃったそうです。ビックリ。
10時のバスで下界へ、やまびこに乗って、15時ちょうど自宅着。
  

『きっしいの良しとする温泉』をまとめました。


2006年5月21日(日)〜22日(月) 芦ノ湖はツツジ満開

 今月2度目の温泉お泊りは、来月6月分の先取り。
妻の誕生日祝いに箱根の老舗宿へ出かけます。
JR東海道線グリーン車で小田原、バスで湖畔、芦ノ湖畔の『山のホテル』のツツジへ。満開。
  

ロープウェイで駒ケ岳山頂へ。海抜1327m、芦ノ湖を上から見下ろします。
 

バスで戻って、泊りは宮ノ下の『元湯 環翠楼(かんすいろう)』。建物が新緑で覆われてます。部屋の窓は雪見障子。
  

有名な4Fの大広間、見事な襖絵と合天井。御入浴場のステンドガラスもレトロ。
  

宿名の名付け親・伊藤博文の額。
 

翌朝は宿から徒歩5分、「塔ノ沢」駅はトンネルとトンネルに挟まれた駅。ここから「宮ノ下」まで3回スイッチバックで登っていきます。
妻ご希望の富士屋ホテルの「PICOT」でパンを買います。20年ほど前に花御殿に泊まったのを思い出す。
  

同じく宮ノ下の『楽遊壽林(らくゆうじゅりん)自然館』へ。入館料2500円。新緑の中を渓谷へと5分下りる。
月曜日なのでガラガラ。3段式の露天風呂。畳の大広間も貸切、座布団を並べてゴロリ。
   


2006年5月15日(月) 妻の誕生日

 フラワーアレンジメントをあげました。
 


2006年5月14日(日) バラのアーチ

 ウチのマンションの中庭。バラのアーチ。今年初めて白に花がたくさん咲きました。
 


2006年5月13日(土) イロモノだけれど楽しい、箱根小湧園ユネッサン

 朝6時半出発で『箱根小湧園ユネッサン』を目指す。妻同行。
東京周辺の温泉テーマパークとしては、昨年行った茨城県いわきの『スパリゾートハワイアン』と2大。
ちなみに東京三大温泉テーマパークは、後楽園の『ラクーア』、お台場の『大江戸温泉物語』、『豊島園森の湯』。これは3つとも行った。
東海道線グリーン車で小田原、そこからバス、頻繁に出ているでユネッサンに9時20分到着。雨が強い。
水着で楽しむ渓谷の露天風呂ゾーン「湯〜とぴあ」が楽しい。黒っぽいコーヒー風呂、ワイン色のワイン風呂、緑色の緑茶風呂。
外人さん達がとっても楽しそう。
   

人工間欠泉。ユネッサンは通常のプールゾーン。森の湯は裸で入る露天風呂、お湯はイマイチ。
  
雨だったけど、箱根の新緑がキレイでした。


2006年5月5日(金)〜7日(日) GWなのに八幡平は残雪2m

 5月の温泉旅行は秋田県へ。
7:56東京発のこまち5号で出発。暦の逆回しで一関辺りから桜満開に、3時間4分で田沢湖着。小雨で寒い。
11:20田沢湖駅発の八幡平頂上行きバス。田沢湖、乗客の大半は玉川温泉下車、後生掛温泉を通って、2時間でふけの湯。
最後は2人だけ、運賃1860円。家から6時間半。
   

八幡平山麓標高1100mの『ふけの湯』は、高さ2mの残雪の中。気温5℃、周りはガスの中。
日帰り入浴500円
 

左、開放的な混浴露天風呂。めちゃ気持ち良い!右、男性専用露天風呂、硫黄臭の白濁のお湯、大好き
   

15:18のバスで6分下って、『後生掛温泉』。7種類の湯がある湯治場。湯治棟のオンドルが有名だが私たちの部屋も温泉熱の床暖。
「暑かったら窓を開けて下さいね」と仲居さん。さっそく窓開ける
  

2日目。朝、長靴を借りて自然遊歩道を目指すが5分進んで残雪に阻まれて引き返す。雪の中水芭蕉が咲いている。
  

10:24のバスで乳頭温泉に移動。途中田沢湖畔で乗り継ぎで2時間半。
13時、今日の宿、乳頭温泉郷『妙の湯』到着。予約の取りづらい宿。女性好みのこぎれいな和風。
部屋にはロッキングチェアがあり、大きな窓の外は渓流と滝。
  

この後、立ち寄り湯巡り。徒歩15分、『孫六温泉』。昔ながらの湯治場。透明。
  

徒歩10分迷った、『黒湯温泉』。鶴の湯と並んで歴史がある。
わら葺屋根、眺めの良い混浴露天風呂。女性が一人入ってた。白濁。乳頭で2番目に好き!
(1番は鶴の湯の混浴露天風呂)
  

徒歩30分で宿に戻り、貸切露天風呂へ。無料。滝見。白青濁り。
  

3日目。
 9時、一人で残り2軒へ。徒歩5分。『蟹場温泉』。混浴露天唐子の湯。透明。すぐ脇から温泉が湧き出している。乳頭で3番目に好き!
 

お隣。『大釜温泉』、元小学校。白青濁り。宿の表で妻と合流。バスに間に合った。
 

9時55分バスで帰路へ、11時02分田沢湖からこまち、14時50分オウチ着。帰りは5時間。
3日とも天気が悪かったけど、やっぱり秋田の温泉は素晴らしい!



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