2001年4月。桜を追いかけて、全国を旅するきっしい。今日はどんな桜を見たのでしょうか??

携帯メールで配信している「桜旅ML」の文章に写真を付け加えました。


4月30日(振替)

一ヶ月に渡って日本中を巡った桜旅は終わりました。色々な桜を見ました。
見終わっての感想は、「桜は一年間生きてきた人間へのご褒美」。また来年桜に出会えますように(祈)。(き)

4月29日(日)

青森県は弘前城まで来ました。スゴイ!スゴイ!圧倒的な数と質の桜です。(き)

日本最古樹齢119年のソメイヨシノもあります。(き)

桜の向こうには、雪を残した”津軽富士”の岩木山。

あと、弘前城のお掘で手漕ぎボートに乗りました。周りは全部桜。水面間近の桜の枝の下を頭を屈めて漕ぎ抜けるのが楽しい♪今晩は仙台泊。(き)


4月28日(土)

角館の武家屋敷にいます。通りの両側のお屋敷から立派な垂れ桜が覆い被さるように咲いています。400年前に京都から運ばれた桜です。(き)
 
川べりの染井吉野の桜並木も見事でした。満開。


4月27日(金)

秋田県の秋田城址に来ています。出羽国府跡。復元された赤塗りの南門の前にいます。強い風が花びらを舞わせています。今日の泊まりは角館。(き)


4月26日(木)

富士吉田の自然公園でフジ桜を見ています。富士山の麓にだけ咲く桜。
林の中で控えめに薄ピンク色の花を咲かせています。花はみんな恥ずかしいそうに下を向いてます。(き)


 4月22日(日)

天下第一の桜・高遠城址でお弁当を食べてます。花びらが絶え間なくヒラヒラと舞い落ちます。お弁当の海苔の上にもピンクの花びらが一枚。(き)

去年は1週早過ぎて、今年は1週遅過ぎた。来年もまた見に行きます。桜とはそういうものです。


 4月19日(木)

陸奥への入口白河の関跡は雨です。山の中、iモードもエリア外。
昔々からさまざまな思いを抱きながら人々が行き過ぎたのでしょう。西行、義経、頼朝、芭蕉。義経ゆかりのヒガンサクラが満開です。(き)

白河にある乙女桜。女性的な姿です。

東京に帰ってきました。

 4月18日(水)

会津若松の鶴ヶ城にいます。ソメイヨシノが満開です。雪のように真っ白い花。
開花から急激に満開になると真っ白な花になるそうです。(き)


4月17日(火) 

三春滝桜にやって来ました。青い空をバックに満開です♪おじいさんもおばあさんも、お父さんもお母さんも芝生に座って桜を眺めています。
100年前も200年前もずっと同じ風に眺めていたのでしょうね。(き)
 
合戦場(かっせんば)のしだれ桜。三春滝桜の孫にあたるそうです。樹齢150年。
ここはかつて八幡太郎義家と安倍貞任・宗任の合戦の場でした。


4月16日(月) 

本日は桜旅お休み。明日は朝6時出発で、三春滝桜に向かいます。満開です。その後、会津若松鶴ケ城址に行きますが、こっちはちょっと早いかも知れません。
三春町のHP JR東日本の桜情報

4月15日(日) 

山梨県は山高神代桜の前にいます。散り始め。樹齢2000年、ヤマトタケルが植えたとの伝説があります。日本一太い幹です。(き)
 

中央線の車窓からも見える大糸桜。満開です。後ろは雪を残した甲斐駒ガ岳。(き)
 

韮崎の桃源郷。(き)
 

4月14日(土) 

下丸子駅前の3本の八重桜。去年、花が咲く前に全部枝を落とされて丸坊主。
でも今年は新しい枝から濃いピンクの花を咲かせています。桜はエライものです。(き)




新幹線で東京駅着。今回の桜旅は終了です。(き)


3月23日(金) 

 昨日22日に横浜の染井吉野は開花。その標準木は、JR石川町駅から徒歩7分、元町公園の中にあります。枝の先の方は花開いて、私も開花を確認しました。(笑)

こちらは、今日開花した東京の染井吉野標準木です。場所は九段の靖国神社の中。能楽堂の前の白いテープを巻かれた木がそうです。TVカメラが何台も撮影に来ていました。


3月28日(水) 

 夜、駒込の六義園の枝垂れ桜を見に行く。混雑で入園まで20分待ち。ライトアップされた枝垂れ桜はちょうど満開。日本庭園の池の上には三日月が輝いていました。


3月29日(木) 

 洗足池で夜桜の予定が雨で中止。染井吉野が満開になると毎年必ず雨が降る。空の神様はお花見好き?それとも嫌い?

3月31日(土)

 早朝に家を出て、朝10時に身延山久遠寺に到着。降りしきる季節外れの雪。樹齢400年の枝垂れ桜は雪を被りながらも、神々しくそびえたっていました。満開。素晴らしい眺め。それにしても寒い。
 

4月1日(日)

 池上線沿線に住んだら、桜は「池上本門寺」と決まっています。染井吉野で山の上が白く煙って見えます。修理中で覆いを被った五重塔は、来年の桜の時期には再び姿を見せるそうです。

 桜坂♪という歌が流行ったそうで、東急多摩川線沼部駅から徒歩4分の桜坂はスゴいことになってました。道は大渋滞、赤い橋の上はカップルだらけ。大田区一の観光地かも知れませんね。


4月2日(月) 

 今、土佐国分寺の垂れ桜の前に座ってます。”同行二人”のお辺路さんがお参りしています。
先程は紀貫之の館跡を見てきました。(き)

 今晩は四万十川の畔の中村泊。電車の窓から見えた山桜がキレイでした。
緑の山の所々が白く煙るよう。こちらでは染井吉野よりも山桜がイイです。(き)


4月3日(火) 

 私は今、予土線のトロッコ列車に乗ってます。
目の下には青く澄んだ四万十川の急流。黄色い菜の花と、薄ピンク色の山桜が彩りを添えてます。(き)

4月4日(水) 

 私を乗せたフェリーは九州の臼杵へと進んでいます。
今日は宇和島城、大洲城と回りました。花びらがハラハラと風に舞ってました。
バイバイ四国の桜、キレイだったよ。(き)


4月5日(木) 

 ♪荒城の月の、竹田の岡城跡に来ています。山道をドンドン登ります。阿蘇の山々まで見渡せます。
吹く風が気持ちいいです。花吹雪が石垣に舞い落ちます。なんか、昔行ったペルーのマチピチュに似てます。(き)

岡城跡にいた、ペアの野良チビです。


4月6日(金) 

夜、横浜にて職場の花見。ライトアップされた夜桜ごしに十三夜の月。酔っ払って帰りは午前様になってしまいました。(き)


4月7日(土) 

巣鴨の染井霊園に来ました。お墓参りの人達がいます。このあたりは昔染井村と言いました。
江戸時代末期にここで染井吉野が生まれたのです。帰りは駅前で「ふくふくまん」を買いました。(き)


4月9日(月) 

大阪は天満橋に来ています。大川沿いの桜並木は散り始め。浪速OL達がランチタイムお花見を楽しんでいます。(き)


4月10日(火) 

♪願はくは花の下にて春死なむ そのきさらぎの望月のころ(西行)

葛城山の麓の弘川寺。そこの縁側に座って心地よい風に吹かれています。
700年前西行の亡くなった寺。海藤のピンクの花が咲いてます。
西行は平清盛と同い年、源平の争乱を見た人でもあります。(き)


4月11日(水) 

奈良県大宇陀町の又兵衛桜に来ています。石垣の上の垂れ桜は、ピンク色の桃畑を引き連れてます。
緑の山を背負っての白とピンクのコントラストが見事。アッパレアッパレ。(き)

                         (奈良県大宇陀町の又兵衛桜)

近鉄・室生口大野駅のホームは桜に包まれています。通過電車の巻き起こす風で桜吹雪が舞い上がります。おーー。(き)

(白い雪みたいなのが花びら)

4月12日(木) 

雨の伊賀上野を出発します。♪さまさまの事おもい出す桜かな(芭蕉)芭蕉が故郷の伊賀上野で詠んだ句です。(き)

(前日の伊賀上野城)

名古屋駅です。駅の案内板によると、根尾谷の薄墨桜が満開だそうなので予定変更して向かいます。ラッキー。(き)

日本三大古桜の内の一本。根尾谷の薄墨桜の前にいます。
樹齢1500年、即位する前の継体天皇が植えたと伝えられています。ものすごい幹の太さです。(き)

             (根尾谷の薄墨桜)                       (大迫力の幹)





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