スターシップ(大阪・梅田）
１９９８年９月６日（日）１２時 雨 今年２７個目歩くのが面倒くさかったので、大阪駅からタクシー550円で移動。毎日放送の正面玄関は閉まっていたが、裏側にレストランの入り口があった。フランス料理店であるが、オムライスとかも食べられる。落ち着いた雰囲気とちゃんとしたサービスなのに、値段がとても安いのが不思議。お昼のコースも１５００円だった。
＜きっしい評価＞★★★☆（この雰囲気でこの値段は安すぎる） ＜郁子評価＞★★★☆（センスの良い店、量は半分でいい）
私、妻両方とも、オムライス９００円を注文した。薬味は福神漬とラッキョ。直径２０cmのオムライスはかなりのボリュームがある。妻は最後まで食べきれなかった。上から説明すると、トマトの粒粒がまだ残るトマトソースに刻みパセリがかかる。タマゴは、１ｍｍの薄焼きでふんわりしている。中はトマトソース炒めのライス、ご飯がちょっと固い。うっすらガーリックの味がする。具はハムたっぷり、マッシュルーム、タマネギ、シイタケ、粒トマトといっぱい洋風な味付けのレストランのオムライス。美味しいのだが、量が多すぎる。大食いの大阪人向けなのだろうか。具の粒トマトは初めて味わった。シイタケは匂いが強いので、嫌いな人には辛いかも。食後のコーヒー４５０円も濃くて美味い。
若者の街・茶屋町界隈は、阪急の所為なのか結構こぎれいな街並みである。歩いている若者も、アメリカ村と比べると、品がよさそうである。スターシップは、毎日放送の一階にある。写真では、高級クラブのように写ってしまったが、センスの良いフランス料理店である。店内は広々で落ち着いている。店員の態度も良い。壁にかかったひまわりの絵も落ち着いたＢＧＭも良い。なのにオムライス９００円はあまりに安すぎるのではと考えてしまう。
私はオムライス５００円、妻はミックスライス７００円を注文した。紙ナプキンに巻かれたスプーンがレトロです。オムライスの上には普通のケチャップ。タマゴは、0.3ｍｍの超ごく薄で見事に包れている。中のグリンピースの緑色が透けて見えます。ケチャップで薄く色付けされたライスは、でっかい鶏肉とグリンピース入り。関西のオムライスは、調味料が違うのか東京と違う味がする、なんだろう？でも、美味いなあ。
大阪の中之島のこの一角だけは、パリのセーヌ河畔を思い出させる、落ち着いた歴史ある建物があります。大正７年建築の中央公会堂と同時に、オープンしたのが、この食堂です。正面玄関の隣りの階段を半地下に下ります。入り口で食券を買って、ビニールのかかったテーブルに着きます。蝶ネクタイのおじいちゃんウエイターとおばちゃんウエイトレスが、各テーブルに目を光らせます。壁に飾られたミレーのように黒ずんだ絵と、天井のもう回らない扇風機。窓の外には、餌をもらったスズメ達の鳴き声がカワイイです。
オムライス８００円。ピカピカ光ったタマゴの上にはケチャップ。中のライスはトロトロしたリゾット風ケチャップライス。具は、マッシュルーム、鶏肉、ピーマン。味付けはちょっとピリ辛で、カクテルのおつまみに合わせた味付けである。
ラーメン屋『のりや』の常連ＢＯＮさん夫婦に連れて行ってもらったお店。その後もラーメンを食べた後の、２次会で何度も利用している。