きっしいのオムライス日記(98年5月)



ブラッスリー アラスカ(新宿西口)

1998年5月24日(日)12時30分 曇り 今年14個目
 久しぶりに新宿NSビルに来た。10年ほど前はイベントのメッカだったのでたまに来たものだった。今日はオフィスが休みなので人影はまばらだった。大好きなシースルーエレベータで30Fに上がる、29Fと30Fが展望レストラン街になっている。29Fに”アジアンキッチン”が入っている、「面接の時、学生さんが美味しいとよく言うの」と妻が言う。30Fのフロアを半周してお店に入る。窓際の席に案内される。他の客はカップル2組のみと空いている。眺望抜群、遠く下丸子のキャノンも見える、我が家はすぐそばだ。赤いテーブルクロスのたばこの穴が気になる。私は元祖オムライス950円、妻はケチャップソースオムライス950円を注文。両方とも、スープ、サラダ、デザート、ドリンクつき。
 トマトスープとハム入り野菜サラダがまず出てくる。ほどなく白いお皿にのって出てきたオムライス、元祖オムライスは、オムレツの具がライスになっているタイプ。ライスがトロトロタマゴに包まれてなかなか美味い。私の知るかぎり銀座の煉瓦亭とここだけで食べられるメニュー。妻のケチャップソースオムライスは、ケチャップライスの上にオムレツ、その上にケチャップ。ナイフでオムレツを軽く切るとデロリンと広がってトロトロの中身が現れる。妻は深く切りすぎてオムレツを二つに切ってしまった。ケチャップライスは、ご飯粒がトマト味で包まれた固め、具は粒コーンのみ。カリカリのフランスパン、食後の苦めのコーヒーも良い。休日は空いているので、窓際の席をゲットできてお徳です。
<きっしい評価>★★★★☆(元祖オムライスも美味いです) <いくこ評価>★★★★(具にタマネギを入れてほしい)

*レジを済ませた後、「TVチャンピオンで出てた方ですか?」と話し掛けられてビックリ。オムライスを食べにいって聞かれるとは。


アラスカのオムライス手前が私の食べた元祖オムライス。向こうが妻の食べたケチャップソースのオープンオムライス。オープンオムライスの意味は、上に載っているオムレツを自分でナイフで切って、デロリンと広げてから食べるから。楽しいよ。
アラスカの外観キレイな外観。でもなんでアラスカなのかな?聞けばよかった。



海新山(学芸大学) オムライス800円、スペシャルオムライス1000円

1998年5月14日(木)17時30分 晴れ 今年13個
 駅から遠く離れた上に、路地の奥というロケーションと、「古代中国料理」という怪しい看板。なかなか一見客には入れない店なのである。ところがココはプロの料理人が通う有名な漢方料理の店なのだ。私も以前ラーメンを食べました。でも、”オムライス”があることは”きくまる”さんからメールをもらうまで知らなかった。店内は丸テーブル一つとカウンタの10席のみの狭さ。1品出て来るまで30分はかかるので時間がたっぷりあるときに行きましょう。今回も夜7時入店で帰ったのが10時半。自称「世界一のコック」のご主人は、手の空いたときに「漢方講座」をやってくれる。(←つまりウンチクをたれる)この話と、漢方の素材の試食がこの店の魅力。二人で行って、餃子2つ、ビール1本、オムライス1つ、スペシャルオムライス1つ、上上ラーメン2つで、6500円ぐらいでした。
 オムライス800円は、タマゴは白っぽく1mm内側が半熟なのでライスとズレナイ。上には、カゴメケチャップとしその葉がのる。中のケチャップライスは漢方素材入り、塩のみの味付け。具は鶏ミンチ肉。「タマゴにスプーンを入れてもタマゴがずれないのがポイント」とご主人。スペシャルオムライス1000円の違いは、タマゴに卵黄を足すので色が黄色い。上にしそ意外にサンショの葉、コウサイ(中国パセリ)がのる。ライスにはシイタケコンブエキスと秘密の肉が加わる。次は、誰を連れていこうかな?
<きっしい評価>★★★★(ゼラチン状のタマゴが特徴) <Ms佐藤評価>★★★★★(ゼラチン、調味料試食込み。もっちろんご主人のうんちくも)



海新山のオムライスシソの葉がのっかったオムライス。要予約。
海新山のスペシャルオムライスシソの葉、サンショの葉、コウサイ(中国パセリ)ののっかったスペシャルオムライス。値段次第でもっと高いものも作ってくれる。
海新山の外観駅から遠く離れた路地裏の店。古代中国料理と書いてあるのが怪しい。



味楽亭みらくてい(港南台) オムライス800円 

1998年5月13日(水)18時30分 晴れ 今年12個
 女の子3人と行きました。初めに各人オムライスとチリの赤ワイン1本を注文する。富士山型のオムライスの標高は6cm。山頂のグリンピースは6個。厚さ1.5cmのトロトロ半熟タマゴの上には、アッサリ目のデミグラスソースがかかる。中のライスはトマトソースと炒められたリゾット風。具は鶏肉とタマネギ。美味しくて量も適当なのでペロリと食べられた。その後は、大根サラダ、ホタテのベーコン巻き(←これも美味い)、カサゴのカリカリ揚げ、なすとトマトとパスタ、締めはケーキとコーヒーで。4人で15000円。外観は新しい街の洋食屋さんだが、シェフが一人で作る料理は、本格フランス料理風で美味い。テーブル6つのみの店内も広めで良い。横浜で行ったお店の中ではNo1だ。
 
<きっしい評価>★★★★(半熟オムライスなら横浜でNo.1) <Ms太田評価>★★★★(形が面白い)
<Ms谷口評価>★★★★(半熟が良い、量もちょうど良い) <Ms富田評価>★★★★☆(タマゴたっぷりでソースが濃すぎず良かった)



富士山型半熟オムライス。デミグラスソースとグリンピースがかかる。
新しい街の洋食屋さんぽい外観。



(c)1998/KISSY