きっしいのオムライス日記(98年3月)



ボッカータ(川崎) 

チキンオムライス880円 今年9個目

98年4月12日(日)17時 晴れ
 最近オムライスが小さくなったという書き込みを見て、チェックしに行った。選べるオムライスは7種、私は”チキンオムライス880円”、妻は”緑のたまごのオムライス(オムベルデノ)880円”を注文。後は、イタリアンサラダ880円、たまごとニンニクのスープ480円。運ばれて来たオムライスは、やっぱり以前より小さくなっていた。以前は、オムライスの端が緑の縁の真ん中あたりまであったのに。ケチャップは辛め。タマゴは1mmの薄焼きなのにトロッとしていて、中のリゾット風ケチャップライスとカラむ。具はスジッっぽい鶏肉とタマネギ。調理の旨さ、メニューのオリジナリティは評価出来るが、鶏肉、サラダの野菜などの素材の悪さはいかんともしがたい。緑のたまごのオムライスは、ほうれん草をタップリ使って栄養バランスがよい。

<きっしい評価>★★★(この値段ならこのぐらいかな) <郁子評価>★★★(緑のオムライス、一度食べてみる価値はある)

緑のお皿がキレイ。でもオムライスは小さくなった。
ボッカータの緑のオムライス 緑のたまごのオムライス。
ボッカータの外観 外観はこぎれいな女の子向きの店。



さんばん(武蔵小山)

オムライス650円 今年8個目

98年3月28日(土)13時すぎ 晴れ
 東京は、桜が開花しました。”さんばん”は、以前”自慢亭”にラーメンを食べに行った時見つけたお店です。駅前の”パルム商店街”(←日本一長いアーケード)の入り口には、お持ち帰りのおいしそうな焼き鳥屋さん、テンプラ屋さん、餃子屋さんが並んでいます。商店街から外れた”さんばん”は、古い小さな洋食屋さんです。店内はテーブル4つだけ、一つだけ空いたテーブルに座りました。TVでは”徳川慶喜”をやってます。オムライス650円。白いお皿で運ばれてきた、オムライスは、焦げ目の付いたタマゴの上にこげ茶色のデミグラスソースがかかっている。オムライスの横には、柔らかいスバゲティ、千切りキャベツ、一切れのトマト、パセリが載る。タマゴの中のライスは、薄味のケチャップ味。具は、ハムとタマネギ。タマゴとライスの間のチーズが、トロっとして美味い。食後に、コーヒー250円に砂糖とミルクをたっぷり入れる。お店がこじんまりとしている為か、ホットくつろいでしまうお店だ。

<きっしい評価>★★★★(チーズが良いです) <いくこ評価>★★★(東京の下町の味)



焦げ目の付いたタマゴにデミグラスソースがかかる。
さんばん外観昔からの地元の洋食屋さん。



コトブキ(黄金町)

オムライス550円 今年7個目

98年3月15日(日)17時 晴れ
 京急・黄金町駅から、横浜日劇を目指して歩く。レトロな作りの横浜日劇は、開演を知らせるベルがジリジリと鳴っていた。この辺りは、ネオンピカピカの歓楽街、その真っ只中に、”コトブキ”はある。テーブル席に着いて、元気のいいおばさんに、オムライス2つとヤサイサラダ盛り合わせ600円を注文する。客は5人ぐらい。窓の外には、向かいのピンクのお店のネオンが輝く。カウンタでうたた寝をしていたおじさんのお客が、おばさんに起こされて帰っていった。中にライスのいっぱい詰まったオムライスは正統。上に真っ赤なケチャップ、隣には千切りキャベツとパセリ。定食屋さんらしく味噌汁がつく。タマゴは焦げ目の付いた薄焼き。ライスは薄味ケチャップ炒めのボソボソ、具はチキンとタマネギ。安くてボリュームがある処は良いが、最近美味いものを食べている私には、味は不満足。「女の子だけじゃ、来れないような場所ね」と妻が言う。

<きっしい評価>★★(24時間営業はスゴイ) <いくこ評価>★★(なつかしいお味)



コトブキのオムライスオムライスは味噌汁つき。
見るからに定食屋さん。



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